8日、鄱陽湖畔に位置する五星白鶴保護小区の湿地で戯れるソデグロヅル。(南昌=新華社記者/周密)
【新華社南昌12月11日】中国江西省の鄱陽(はよう)湖湿地ではこのところ、冬の渡り鳥が相次いで確認されている。観察データによると、11月28日までにソデグロヅルやナベヅル、ナベコウ、アカハジロなど国家1級保護動物7種を含む63万7千羽余りが飛来した。
同湖はラムサール条約登録湿地で、アジア最大の渡り鳥の越冬地でもある。毎年秋から冬にかけて、世界に生息するソデグロヅルの98%以上、コウノトリの95%以上、マナヅルの70%以上、サカツラガンの60%以上が各地から飛来し、60~70万羽が越冬する。