【新華社北京１０月２６日】中国国家衛生健康委員会は２６日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から２５日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者（無症状感染者除く）が４３人だったと発表した。市中感染症例は２９人（内モンゴル自治区１６人、甘粛省６人、北京市３人、寧夏回族自治区３人、山東省１人）で、残り１４人は海外で感染したと思われる輸入症例（広東省４人、上海市２人、河南省２人、広西チワン族自治区２人、北京市１人、福建省１人、山東省１人、四川省１人）だった。市中感染症例の２人（いずれも寧夏回族自治区）と輸入症例の４人（河南省２人、広東省１人、四川省１人）は無症状から発症が確認された。

   新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（上海市での輸入症例）増えた。新たに退院した人は１３人で、経過観察が解除された濃厚接触者は６２４人だった。

   ２６日午前０時時点の中国本土の感染者数は６０３人（２１人は重症）。うち輸入症例患者は３８６人（１人は重症）で、感染の疑いがある患者は３人だった。輸入症例の累計感染者数は９５２１人で、９１３５人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

   ２５日に新たに確認された無症状感染者は２６人で、内訳は市中感染症例が５人（貴州省２人、雲南省２人、北京市１人）、輸入症例が２１人だった。同日確定診断された感染者は６人（うち輸入症例４人）で、経過観察が解除されたのは１６人（全て輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３８４人（うち輸入症例３４９人）となっている。

   ２６日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万６８４０人で、退院者は９万１６０１人、死者は４６３６人。特定された濃厚接触者は累計１２３万３４８５人で、３万３３０７人が今も経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８７８０人で、内訳は香港特別行政区が１万２３２７人（退院１万２０２３人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７７人（退院６６人）、台湾地区が１万６３７６人（退院１万３７４２人、死者８４７人）となっている。

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