【新華社秦皇島6月18日】中国河北省秦皇島市山海関区で15日、山海関中国長城博物館が正式に開館した。
同博物館は国家1級博物館で、国家的プロジェクトである長城国家文化公園建設の代表的存在として、文化財の保護や収蔵・展示、教育研究、レジャー体験を一体化した施設となる。総敷地面積は106ムー(約7万667平方メートル)、建築面積は3万平方メートルで、メインの建物は地上3階、地下1階、展示面積は1万平方メートルに及び、文化財1万1千点(組)余りを収蔵する。
「世界遺産・民族脊梁―中国長城歴史文化陳列展」「天下第一関―万里長城山海関専門展」などの常設展示では、中国の長城文化の保護、継承、活用の成果を多角的に紹介し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産としての長城の価値と長城国家文化公園建設の成果を広い視野で提示している。(記者/曲瀾娟)