米国の関税上乗せに断固反対 中国商務部
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米国の関税上乗せに断固反対 中国商務部

新華社 | 2025-03-01 08:44:18

   【新華社北京3月1日】中国商務部報道官は2月28日、米国がフェンタニルの問題を理由に中国からの輸入品への追加関税を3月4日から10%上乗せすると発表したことについて「断固反対する」と表明した。

   報道官は次のように述べた。一方的な関税は世界貿易機関(WTO)のルールに違反し、多角的貿易体制を損なうと何度も表明してきた。中国は断固反対する。米国が過ちを繰り返すことなく、対等な対話によって不一致を解決する正しい軌道に早期に戻ることを希望する。米国が忠告を聞き入れずに独断専行するなら、中国は必要な対抗措置を取り、自らの合法的な権益を守る。

   中国は麻薬を世界で最も厳しく禁じ、徹底的に取り締まっている国の一つであり、米国を含む世界各国と麻薬取り締まりの国際協力を積極的に展開している。だが米国は客観的事実を終始無視し、フェンタニルなどの問題を理由に中国に対して10%の追加関税を課し、今回さらに関税を上乗せすると脅している。このような行為は全くの責任転嫁であり、自身の問題解決に無益なばかりか、米国企業と消費者の負担を増やし、グローバルな産業チェーンの安定を損なう。

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