8日、閩江河口湿地を飛ぶハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)
【新華社福州1月13日】中国福建省福州市の閩江(びんこう)河口湿地にこのほど、2羽のハジロコチドリが飛来した。
同種は主にユーラシア大陸北部で繁殖し、南欧や地中海、サハラ砂漠以南のアフリカなどで越冬する。中国沿海部では比較的珍しい鳥で、閩江河口湿地保護区ではこれまでに記録がなく、福州市内での映像撮影も初めて。今回は養殖をやめて湿地に戻した「退養還湿」区域に現れた。
閩江河口湿地は単位面積当たりの水鳥の種類と数が国内で特に多い地域の一つ。恵まれた地理的条件と豊かな生物多様性、多様な環境に加え、積極的な保護管理が奏功し、飛来する鳥は増え続けている。(記者/魏培全)pagebreak
8日、閩江河口湿地から飛び立つハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)pagebreak
8日、閩江河口湿地で餌を探すハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)
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8日、閩江河口湿地で羽を休めるハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)
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8日、閩江河口湿地で、イソシギ(右)を追い払うハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)
8日、閩江河口湿地を飛ぶハジロコチドリ。(福州=新華社記者/魏培全)