世代を超えて伝承する「儺面」彫刻技術 中国・江西省萍郷市

世代を超えて伝承する「儺面」彫刻技術 中国・江西省萍郷市

新華社 | 2024-12-19 15:06:10

   13日、アトリエで「儺面」を彫刻する彭国竜(手前左)さんと増協さん。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

   【新華社萍郷12月19日】中国江西省萍郷市湘東区に住む彭国竜(ほう・こくりゅう)さん、増協(ぞうきょう)さん父子は、地元で有名な儺面彫刻職人であり、儺面彫刻技術の伝承者でもある。儺面は伝統的な儀式で用いられる仮面で、湘東区の儺面は素朴な味わいがありつつ、複雑で緻密な彫刻が施されていることから、2006年に第1期国家級無形文化遺産に登録された。

   彭国竜さんは家業を継ぎ、14歳の時に父親から色付けや彫刻などの技術を学び、以後40年にわたって創作を続けてきた。国竜さんは今、自身の技術を息子の増協さんに伝えている。彭さん父子は、伝統的な彫刻の技法を受け継ぎながらも、現代的な要素も取り入れ、儺面をより身近で個性的なものにしている。二人にとって儺面彫刻は生計を立てるための道具であるだけでなく、伝統的な「儺」文化の継承と普及でもある。

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   13日、「儺面」を彫刻する彭国竜さん。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、「儺面」を彫刻する彭国竜さん。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、アトリエで「儺面」を彫刻する彭国竜(左)さんと増協さん。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんと増協さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんと増協さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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   13日、彭国竜さんが制作した「儺面」作品。(萍郷=新華社配信/蘭紅光)

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