7日、雪竜が積載した物資を中山基地に輸送するヘリコプター。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
【新華社雪竜2号12月13日】第41次南極科学観測の任務に就いている中国の極地調査砕氷船「雪竜」と「雪竜2号」がこのほど、南極中山基地周辺で荷揚げ作業を開始した。
中山基地は南極プリッツ湾のラーズマン丘陵地帯に位置する。調査船から基地に物資を運ぶためには、海氷を割りながら船を可能な限り基地に寄せた上で雪上車やヘリコプターを使って運ぶ必要がある。
しかし今回、海氷の状況が複雑だったことから、前方で水先案内を行う雪竜2号は、短時間で雪竜を所定の作業地点まで誘導できなかった。観測隊は後続の任務を円滑に進めるため、雪竜2号を「渡し船」として活用する方法に初めて挑戦。雪竜から一部の大型物資を基地近くの海氷上にある荷揚げ地点まで運び、そこから雪上車で基地まで運搬することに成功した。雪竜号に積載されたその他の物資は、直接ヘリコプターで基地まで運ばれた。
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2日、中山基地で荷揚げを行うヘリコプター。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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3日、荷揚げ作業を待つ雪竜2号。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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9日、雪上車に物資を積み込む準備をする船員。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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9日、荷揚げを行う雪竜2号のクレーン。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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9日、物資を中山基地に運ぶ雪上車。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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3日、雪上車を運転して荷物を運ぶ隊員。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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8日、荷揚げ作業の指揮をとる、雪竜2号の付耀奎(ふ・ようけい)甲板長。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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3日、荷揚げを手伝う調査隊員。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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8日、荷揚げ作業をする雪竜2号の船員ら。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
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3日、荷揚げ中の雪竜2号の近くに降り立った鳥。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)
8日、調査隊員が荷揚げする様子に好奇心を示すペンギン。(雪竜2号=新華社記者/黄韜銘)