3日、空から見た秦始皇帝陵。(ドローンから、西安=新華社記者/李一博)
【新華社西安9月12日】中国陝西省西安市の秦始皇帝陵兵馬俑は、1974年の発見から今年で50年。2千年以上地下に埋まっていた「地下軍団」の出現は世界を揺るがし、20世紀の偉大な考古学発見の一つとされた。
発見後も考古学者らが数世代にわたる地道に調査を続け、発掘と保護の両面で大きな成果を上げた。79年には陪葬坑遺跡に建てられた秦始皇帝兵馬俑博物館がオープンし、87年には「秦始皇帝陵および兵馬俑坑」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。
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秦兵馬俑1号坑で出土した人俑を整理する秦始皇帝兵馬俑発掘隊のリーダー(当時)、袁仲一(えん・ちゅういち)氏。(1974年撮影、西安=新華社配信)
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秦兵馬俑1号坑の第3次発掘で作業に当たる発掘スタッフ。(2012年6月9日撮影、西安=新華社記者/李一博)
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秦兵馬俑の1号坑を見学する人たち。(5月17日撮影、西安=新華社記者/邵瑞)
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秦始皇帝兵馬俑博物院が実施した2号坑の第2次発掘調査。(2015年4月30日撮影、西安=新華社記者/李一博)
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秦兵馬俑1号坑で、修復された人俑に彩色と補強を施す文化財保護スタッフ。(2019年7月4日撮影、西安=新華社記者/李一博)
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3日、秦兵馬俑の1号坑。(西安=新華社記者/李一博)
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3日、秦始皇帝陵考古遺跡公園で百戯俑(雑技俑)坑を見学する人たち。(西安=新華社記者/李一博)
3日、「青銅の冠」とされる秦兵馬俑坑出土の銅車馬。(西安=新華社記者/李一博)