15日、恵農-銀川区間の鎮朔湖特大橋を走る試験中の高速列車。(動画のスクリーンショット、銀川=新華社配信/王喜棟)
【新華社銀川8月20日】中国内モンゴル自治区包頭市と寧夏回族自治区銀川市を結ぶ包銀高速鉄道の建設が進んでいる。16日には銀川から寧夏回族自治区石嘴山(せきしざん)市の恵農までの区間が1カ月以上にわたる総合調整試験を完了、正式に試験走行を開始し、開通に向けて秒読み段階に入った。
同高速鉄道は全長約519キロ、設計速度は時速250キロ。今回試験走行が始まった恵農-銀川区間は約99キロで、2019年10月に着工した。同区間が開通すると、石嘴山市が新たに中国高速鉄道網に接続される。包頭-惠農区間は約420キロで、計画通り建設が進んでいる。包銀高速鉄道は全線開通後、銀西高速鉄道(銀川市-陝西省西安市)、銀蘭高速鉄道(銀川市-甘粛省蘭州市)との接続を実現、寧夏は高速交通網で中国各地へと全面的につながるようになる。旅客のすばやい移動へのニーズを満たすと同時に、地域経済の発展をけん引する役割が期待される。
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15日、恵農-銀川区間の石嘴山特大橋を走る試験中の高速列車。(動画のスクリーンショット、銀川=新華社配信/王喜棟)
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15日、沙湖駅-石嘴山駅区間を走る試験中の高速列車。(動画のスクリーンショット、銀川=新華社配信/馬智超)
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14日、恵農-銀川区間で総合調整試験を行う高速列車。(銀川=新華社配信/楊柳青)
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17日、恵農-銀川区間で行われた故障を想定したシミュレーションで、ポイントの表示回路の電圧を測定する銀川電務段(信号通信区)の職員。(銀川=新華社配信/王喜棟)
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17日、恵農-銀川区間で行われた故障を想定したシミュレーションで、ポイントの構造寸法を測定する銀川工務段(保線区)の職員。(銀川=新華社配信/王喜棟)
17日、包銀高速鉄道の恵農-銀川区間で行われた故障を想定したシミュレーションで、ポイントの幾何学的寸法を測定する銀川工務段(保線区)の職員。(銀川=新華社配信/王喜棟)