7月23日、四川省涼山イ族自治州の布拖変電所。(ドローンから、涼山=新華社記者/江宏景)
【新華社涼山8月5日】中国の送電大手、国家電網傘下の国網四川省電力は、涼山イ族自治州にある布拖(ほた)変電所の運転がこのほど、1600万キロワットのフル稼働に達したと明らかにした。稼働1年で初のフル稼働で、金沙江流域の四川、雲南両省境にある白鶴灘(はっかくたん)水力発電所の生産するクリーンエネルギーが完全に消化されることになる。
布拖変電所は白鶴灘水力発電所の送電プロジェクトとして建設された世界最大規模の変電所で、プラスマイナス800キロボルトの建昌変電所、金沙江変電所からなり、同発電所と西南地域のクリーンエネルギーを江蘇省蘇州市と浙江省杭州市へ送電する。送電線の距離はいずれも2千キロを超える。同変電所が稼働後に送電したクリーンエネルギーは計796億キロワット時を超え、1日の最大送電量は3億6千万キロワット時に上る。
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7月23日、四川省涼山イ族自治州の布拖変電所。(ドローンから、涼山=新華社記者/江宏景)
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7月23日、布拖変電所の主制御室で、設備の稼働状況を監視する職員。(涼山=新華社記者/江宏景)
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7月23日、白鶴灘水力発電所から布拖変電所への送電線。(ドローンから、涼山=新華社記者/江宏景)
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7月23日、布拖変電所の一角。(涼山=新華社記者/江宏景)
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7月23日、白鶴灘水力発電所から布拖変電所への送電線。(涼山=新華社記者/江宏景)
7月23日、布拖変電所の直流送電システム。(涼山=新華社記者/江宏景)