【新華社ラサ8月1日】中国人民銀行(中央銀行)西蔵自治区支店が7月30日に発表した同自治区の今年上半期(1~6月)の社会融資規模(実体経済への資金供給量を示す)の新規増加額は957億7100万元(1元=約21円)で、前年同期比490億7400万元増えた。6月末時点の残高は前年同期比17・5%増の8900億7200万元だった。
6月末時点の人民元・外貨建て貸出残高は12・8%増の6565億100万元と、11カ月連続で2桁増を維持した。預金残高は6295億9千万元、預貸率は104・3%となった。民営経済向け貸出残高は13・7%増の1307億2200万元、小規模・零細企業向けは32・3%増の1464億1千万元で、伸び率は貸出平均を19・5ポイント上回った。グリーンローン残高は34・2%増の1407億8400万元で、10四半期連続で2桁増を維持した。農業関連貸出残高は1626億100万元。電力・熱・ガス・水の生産・供給業向け貸出残高は27・4%、交通運輸・倉庫保管・郵政業向けは11・7%それぞれ増加した。