1月24日、工房で作品を披露する陳建友さん。(重慶=新華社記者/王全超)
【新華社重慶2月1日】中国重慶市秀山トゥチャ族ミャオ族自治県に伝わる民芸品で、竜と鳳凰(ほうおう)がペアになったキャンドル「竜鳳花燭」。同市の市級無形文化遺産に指定されているが、デザインが単調で高く売れず、工程も複雑で大量生産できず、利益が少ないことから、地元では技術を継承しようとする若者が少なく、制作技術は消滅の危機にさらされていた。
この民芸品のグレードを高め、新たな市場環境に適応しようと立ち上がった人物がいる。市級無形文化遺産伝承者の陳建友(ちん・けんゆう)さん。3代にわたって技術を伝承してきたが、親世代のスタイルに改良とイノベーションを加えた。陳さんの工房には現在、多くのスタイルの作品が並ぶ。ここ数年は若者マーケットに目をつけ、アロマキャンドルなどクリエーティブな製品を開発、浙江省や福建省などにも販売している。
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1月25日、工房のメンバーと制作技術について話し合う陳建友さん(左から2人目)。(重慶=新華社記者/王全超)
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1月25日、工房で製品を制作する陳建友さん。(重慶=新華社記者/王全超)
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1月25日、工房で製品を制作する陳建友さん。(重慶=新華社記者/王全超)
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1月25日、工房で製品を制作する陳建友さん。(重慶=新華社記者/王全超)
1月25日、工房で製品のできを確認する陳建友さん。(重慶=新華社記者/王全超)