11月28日、深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋と西人工島(奥)。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
【新華社広州12月1日】中国粤港澳大湾区(広東省・香港・マカオビッグベイエリア)の超大型プロジェクトで、広東省の深圳と中山を橋と海中トンネルで結ぶ「深中通道」は11月28日、海底トンネルが貫通したことで本線が全区間で連結し、来年の開通に向けて工事が大きく進展した。開通後は珠江河口の東西両岸にある深圳と中山が「30分生活圏」となり、大湾区都市群の相互接続を促進する。
深中通道は大湾区の中核をなす交通中枢プロジェクトで、全長24キロ。橋や島、トンネル、海中トンネルからなり、うち海中トンネルの長さは約6・8キロとなる。
海中トンネルは、今年6月に伶仃洋(れいていよう)の海底で沈埋函(ちんまいかん)の接合が完了。その後はバラストコンクリートの打設が進められ、11月28日に貫通した。
深中通道は両側8車線で、設計時速は100キロ。2024年の開通を予定しており、両市間の車による移動時間は現在の2時間から約20分に短縮される。珠江河口の東西両岸都市群における交通の大動脈となり、香港特別行政区と広東省珠海市、マカオ特別行政区を結ぶ港珠澳大橋や同省の広州市と東莞市を結ぶ南沙大橋、虎門大橋などと共に大湾区の海と川をまたぐ道路群を形成する。
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11月28日、深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月28日、深中通道の海中トンネル内で、最後のバラストコンクリート打設を行う作業員。(中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、深中通道の海中トンネル内で工事を進める作業員。(中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、深中通道の海中トンネル内で工事を進める作業員。(中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋で実施されている路面の舗装工事。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋で実施されている路面の舗装工事。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、夕日に照らされる深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、夕日に照らされる深中通道の伶仃洋(れいていよう)大橋。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、巨大な凧の形をした深中通道の西人工島。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
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11月27日、巨大な凧の形をした深中通道の西人工島。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)
11月27日、巨大な凧の形をした深中通道の西人工島。(小型無人機から、中山=新華社記者/鄧華)