中国西蔵自治区で最も早い新年「工布新年」迎える

中国西蔵自治区で最も早い新年「工布新年」迎える

新華社 | 2023-11-18 11:32:39

   13日、「工布新年」の大みそかに五穀豊穣を意味する「切瑪」を準備するツェラン・トンドゥプさん(左)とラバ・ドルマさん。(ニンティ=新華社記者/姜帆)

   【新華社ラサ11月18日】中国西蔵自治区林芝(ニンティ)市はチベット暦の10月1日に当たる14日、同自治区で最も早い新年の「工布新年」を迎えた。同市の管轄下にある米林(メンリン)市派鎮索松村に住むツェリン・トンドゥプさん(40)とラバ・ドルマさん(38)は2013年から民宿の運営を開始。現在、客室は50室あり、年収は100万元(1元=約21円)を超える。家庭が豊かになり日に日に良い暮らしができるようになった今でも、伝統ある「工布新年」は一家にとって最も重要な祝日であり、家中は新年の雰囲気で満ちている。

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14日、「工布新年」の元日の早朝、家族と一緒に「酥油茶」(バター茶)を飲むツェリン・トンドゥプさん(右から2人目)とラバ・ドルマさん(左)。(ニンティ=新華社記者/姜帆)

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14日、玄関で五穀豊穣を意味する縁起物の「切瑪」に祈りを捧げるラバ・ドルマさんと息子。(ニンティ=新華社記者/姜帆)

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13日、「工布新年」の大みそかに五穀豊穣を意味する縁起物の「切瑪」を準備するとラバ・ドルマさんの手元。(ニンティ=新華社記者/丁増尼達)

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14日、自宅前で家族写真を撮るツェリン・トンドゥプさん(左から3人目)とラバ・ドルマさん(左から4人目)。(ニンティ=新華社記者/姜帆)

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14日、新年の風習に従い、早朝から家族でストーブを囲んで「結達」と呼ばれる伝統的な食品を焼くツェリン・トンドゥプさん(左)とラバ・ドルマさん(左から2人目)。(ニンティ=新華社記者/丁増尼達)

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14日、自宅前で家族写真を撮るツェリン・トンドゥプさん(左)とラバ・ドルマさん(左から3人目)。(ニンティ=新華社記者/黄耀漫)

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14日、新年の風習「請狗赴宴」に従い、飼い犬に新鮮な牛肉やツァンパ(ハダカムギを炒って作るチベット族の主食)、牛乳を与えるラバ・ドルマさん。(ニンティ=新華社記者/丁増尼達)

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14日、家の子牛にツァンパを与えるラバ・ドルマさん(右)。(ニンティ=新華社記者/丁増尼達)

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14日、伝統的な衣装を着て朝から忙しく働くラバ・ドルマさん。(ニンティ=新華社記者/黄耀漫)

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14日、自家製の「青稞酒」を確認するツェリン・トンドゥプさんの母親。(ニンティ=新華社記者/丁増尼達)

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13日、ツェリン・トンドゥプさんとラバ・ドルマさんが経営する民宿。(小型無人機から、ニンティ=新華社記者/姜帆)

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