無形文化遺産の金鑲玉で農村経済の振興を後押し　河南省郟県

   ９日、自身の工房で作品を整える李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

   【新華社平頂山１１月１４日】中国河南省平頂山市郟（こう）県の金鑲玉（きんじょうぎょく、金を象眼した玉）制作技術は国家級無形文化遺産の代表的項目に登録されている。もともとは、玉や茶器などの傷や壊れた部分を銅やスズなどの金属糸で装飾して補修を行う象眼技術だったが、次第に陶磁器や紫砂（茶器）などの表面にさまざまな金属や合金で文様を象眼する独特の技術に発展した。

   同県姚荘回族郷三郎廟村の李氷（り・ひょう）さんは無形文化遺産の伝承者として家伝の技術を継承するとともに、制作に使用する材料や技術の模索と改良を続け、伝統的な要素を保ちながら現代的な要素も積極的に取り入れている。３０年近くに及ぶ制作活動で、李さんの作品は幾度も賞を受賞し、海外でも販売されている。

   李さんはここ数年、地元政府の指導と支援の下、農村に金鑲玉産業パークを設立、会社と合作社（協同組合）を組み合わせた経営モデルを採用し、展示会でのプロモーションや産学連携、学習旅行などさまざまな施策を通じて、無形文化遺産の保護と伝承を促進している。これらの取り組みは、近隣住民の雇用創出や農村の集団経済の発展も後押ししている。

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９日、自身の工房で訪問者に作品を紹介する李氷（中央）さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、郟県金鑲玉展示館で展示された金鑲玉作品。（組み合わせ写真、平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、郟県姚荘回族郷三郎廟村の金鑲玉制作技術研究基地で作品を確認する李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉の完成品を磨く李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉を制作する李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉を制作する李氷さんの手元。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉を制作する李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉を制作する李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）

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９日、自身の工房で金鑲玉を制作する李氷さん。（平頂山＝新華社記者／魯鵬）