【新華社北京６月２４日】習近平（しゅう・きんぺい）中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席・中央全面深化改革委員会主任は２２日、中央全面深化改革委員会第２６回会議を主宰した。会議で「大型決済プラットフォーム企業の監督管理を強化し、決済とフィンテックの規範化された健全な発展を促進する活動計画」が審議、採択された。
習近平氏は会議を主宰した際に次のように強調した。大型決済・フィンテックプラットフォーム企業の原点回帰を促し、監督管理規則を整備し、制度を補強する必要がある。決済と金融インフラの安全を保障し、システミックリスクを防ぎ、解消し、プラットフォーム企業が実体経済への貢献と国内・国際双循環の円滑化などの面でより大きな役割を果たすことを支持しなければならない。
会議は次のように強調した。法律と規定に基づき、プラットフォーム企業の決済とその他金融活動のすべてを監督管理に組み入れる。実体経済への貢献を基本とし、金融業務のライセンス制を堅持する。決済分野の規則と制度、リスクコントロールシステムを健全化し、すべてのチェーン、すべての分野において事前、事中、事後の監督管理を強化する。金融持ち株会社の監督管理とプラットフォーム企業の金融機関への出資に対する監督管理を強化し、オンライン預金・貸付・保険・証券・ファンドなどの業務に対する監督管理を強化する。金融消費者の合法的権益を保護し、プラットフォーム企業の独占・不正競争防止のための監督管理を強化し、プラットフォーム企業が蓄積したデータの監督管理を強化し、「大数据殺熟（ビッグデータを利用して常連客の料金を高くする行為）」やアルゴリズムによる差別を規制しなければならない。関係各機関の監督管理責任を徹底させ、中央と地方の共同監督管理の枠組みを整え、監督管理協力と合同法執行を強化し、オンライン・オフライン監督管理の一致性を維持し、違法金融活動を法に基づき断固調査、処分しなければならない。
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