【新華社北京6月19日】中国共産党中央政治局は17日、「不敢腐、不能腐、不想腐(結果を恐れて腐敗に手を染めず、腐敗したくてもできず、腐敗しようと思わない)」の一体的推進について集団学習を行った。学習を主宰した習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記は、反腐敗闘争は民心という最大の政治に関係しており、負けられない、負けることが絶対に許されない重大な政治闘争だと強調。新たな情勢下での党風廉政建設(清廉な政治を行う党風の樹立)と反腐敗闘争に対する認識を深め、「不敢腐、不能腐、不想腐」を一体的に推進する能力と水準を高め、反腐敗闘争の難関攻略戦と持久戦に全面的に勝利しなければならないと述べた。
中央紀律検査委員会・国家監察委員会案件監督管理室の劉美頻(りゅう・びひん)主任がこの問題について解説し、活動の取り組みについて提言した。
習近平氏は学習を主宰した際に重要演説を行った。習近平氏は、勇敢に自己革命を進めることは党の100年の奮闘で培われた鮮やかな品性だと指摘し、それぞれの歴史時期において、党は厳しい党管理と党ガバナンスを堅持してきたと強調した。われわれは中国共産党第18回全国代表大会(2012年11月開催)以降、反腐敗闘争で顕著な成果を収め、重要な経験を蓄積したとも指摘し、腐敗は党内の各種不良要素が長期にわたり蓄積され、発酵が続いたことを体現しており、反腐敗とは、党の先進性を弱め、党の純潔性を損なう各種病原体と闘争を行うことだと強調した。このような闘争は極めて複雑で、苦難に満ちており、少しの譲歩も妥協も許されないと述べ、必ずや問題を直視する勇気と、内にやいばを向ける確固たる意志を終始保ち、断固として害毒のこぶを切除し、根源を取り除き、流された害毒を一掃し、党が永遠に変質しないことにより赤い山河が永遠に変色しないことを確保しなければならないと語った。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。