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中国香港、IMDの世界競争力ランキングで5位に浮上

新華社 | 2022-06-17 11:27:28 | 編集: 张一

   【新華社香港6月17日】スイスの国際経営開発研究所(IMD)はこのほど、「2022年世界競争力年鑑」を発表し、中国香港特別行政区の世界競争力ランキングにおける順位が前年の7位から5位に上がった。上位4位はデンマーク、スイス、シンガポール、スウェーデンの順だった。

   競争力を示す「政府の効率性」「ビジネス効率性」「経済状況」「インフラ」の四つの主要指標のうち、香港は「政府の効率性」と「ビジネスの効率性」で上位に立ったほか、「経済状況」と「インフラ」でも順位を上げた。サブ指標では、「ビジネス法制」で世界首位を維持し、「公共財政」「租税政策」「国際投資」でも上位3位に入った。

   香港特区政府報道官は15日、IMDの年鑑が香港を世界で最も競争力のある経済体の一つとして認めたことについて、香港の競争力は「一国二制度」という制度面の優位性によるものだとの認識を示した。特区政府は香港の制度面と競争面の優位性を引き続き強化するとともに、インフラ建設、科学技術イノベーション、人材育成、土地供給などへの投資を積極的に増やし、香港経済の長期的な発展に有利な環境を提供していくとした。

 

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