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世界初の砂漠環状鉄道が完成へ 新疆ウイグル自治区

新華社 | 2022-06-16 10:08:47 | 編集: 张一

   和若鉄道のロキヤ(若克雅)特大橋を走る検測車両。(資料写真、ホータン=新華社配信)

   【新華社北京6月16日】中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団は15日、新疆ウイグル自治区のホータン地区ホータン(和田)市とバインゴリン・モンゴル自治州チャルクリク(若羌)県を結ぶ和若鉄道が16日に開業すると発表した。新疆の鉄道網はさらに整備され、タクラマカン砂漠を一周する総延長2712キロの世界初の砂漠環状鉄道が形成される。

   和若鉄道の総延長は825キロで、設計時速は120キロ。流動砂漠としては世界で2番目の広さを持つタクラマカン砂漠の南端に位置する。典型的な砂漠鉄道で、全線の65%に当たる534キロが砂漠地帯を通る。

   和若鉄道は、青海省ゴルムド(格爾木)市と新疆ウイグル自治区コルラ(庫爾勒)市を結ぶ格庫鉄道のチャルクリク-コルラ間、南疆鉄道のコルラ-カシュガル間、カシュガル-ホータン間と合わせて、タクラマカン砂漠を一周する環状鉄道を形成する。同鉄道の開通は▽新疆鉄道網構造の一層の整備▽西部辺境鉄道網の建設加速▽沿線各民族の移動と貨物輸送の円滑化▽農村振興支援-に極めて重要な意義を持つ。

 

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