【新華社ブラジリア５月２５日】ブラジルのモウラン副大統領は２３日、中国・ブラジルハイレベル協力委員会（ＣＯＳＢＡＮ）第６回会議終了後の記者会見で中国との関係について、「重要で最も戦略的意義を持つ貿易相手国」とみなしており、「非常に良好」で発展の見通しが明るいと述べた。

   モウラン氏は、「ＣＯＳＢＡＮメカニズムはブラジル政府が中国との関係をより高いレベルに引き上げるのを後押しする」と指摘。双方が今回の会議で、二国間アジェンダの主要な議題について「円滑かつ建設的な対話」を行い、共同で課題を克服し、両国の良好な関係を維持していきたいと述べた。

   モウラン氏はまた、ブラジルにとって中国は主要な貿易相手国であり、両国の貿易往来が年々拡大しており、貿易額が「数年前の想像をはるかに上回っている」と説明。中国が強大な生産能力と巨大な市場を持っており、ブラジルは潜在的な「世界の穀倉地帯」として、中国の食糧安全保障面で信頼できるパートナーになりたいと語った。

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