3月31日、蒙頂山で緑茶「蒙頂甘露」を作る製茶職人。(小型無人機から、雅安=新華社記者/沈伯韓)
【新華社雅安4月7日】中国四川省雅安市名山区の蒙山茶伝統製茶技術は、国家級無形文化遺産に登録されている。文化遺産としての真正性を保護し、蒙頂山の茶文化を伝承するため、同区は蒙頂山の標高800メートル以上を蒙頂山茶の核心エリアに区分し、茶葉生産から販売まで全過程のトレーサビリティ・システムを構築することを明確にした。土地譲渡や生産管理、新茶摘み取り、加工基準、包装要素、販売管理を統一することで、品種、生態、技術、文化、品質の五つの側面から真正性を保護する。現在、保護範囲にある400世帯余り千人以上の農家は毎年、1人当たり2千元(1元=約19円)余りの増収を実現している。