１８日、香港特区政府本部で行われた疫学専門家チームの会合で、香港の新型コロナ感染状況について参加メンバーと意見を交わす内地の専門家チーム。（香港＝新華社配信）
【新華社香港２月１９日】中国香港特別行政区の新型コロナウイルス感染症第５波への対応を支援するため現地入りしている内地の香港感染症対策支援専門家チームが１８日、２日目の日程に入り、疫学専門家チームの会合に参加したほか、香港の病理学的調査や分析作業に深く立ち入った。
香港特区政府食品・衛生局の陳肇始（ソフィア・チャン）局長は、特区政府は内地の専門家チームの支援に感謝しており、同日行われた交流会では非常に建設的で深い議論が行われたと述べた。また、特区政府は専門家チームが出したおおまかな提案をベースにして、今後数日にわたり感染抑制のための方法や措置を検討していくと説明。特区政府は引き続き「ダイナミックゼロ（動態清零）」を目指して、公衆衛生システムの効果的な運用を確保し、市民の生命と安全を保障すると語った。
