13日、競技コースの整備に当たる大会スタッフ。(北京=新華社記者/陳斌)
【新華社北京2月15日】中国北京市延慶区の小海陀山にある国家アルペンスキーセンター「雪飛燕」は、全長約3千メートル、最大垂直落差900メートルのメインコースを持ち、中国初の冬季五輪基準を満たすアルペンスキー競技会場となっている。
北京冬季五輪の期間中、「雪飛燕」では毎日、赤いスキー板を履きシャベルを持った大会スタッフが競技コースを平らにならす作業を担っている。連続して行われる競技が招くコースの磨耗や予期せぬ降雪は、コースを競技の基準から外れたものにしてしまう。ゲレンデを駆け抜ける整備スタッフたちは、試合前と試合の合間、試合後にシャベルやスキー板でコースを修復し、競技のスムーズな進行を支えている。