【新華社昆明12月4日】中国雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ中国ラオス鉄道が3日、全線開通した。昆明駅では復興号「緑巨人」が、ビエンチャン駅では動車組(動力分散式列車)「瀾滄号」列車が、それぞれゆっくりと発車し、山河を越えて駆ける旅を開始した。
同鉄道は全長1035キロで、昆明市から中国の磨憨(モーハン)口岸(通関地)とラオスのボーテン通関地を通ってラオス北部地域に入り、ビエンチャンに至る。
同鉄道は「一帯一路」構想とラオスのランドリンク戦略を結び付ける重要なプロジェクトで、主に中国が投資・建設し、全線で中国の技術基準と中国の設備を採用。中国の鉄道網と直接連結する国際鉄道となっている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。