【新華社北京10月23日】中国国家衛生健康委員会は23日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から22日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者(無症状感染者除く)が50人だったと発表した。市中感染症例は38人(甘粛省17人、内モンゴル自治区11人、北京市6人、寧夏回族自治区3人、雲南省1人)で、残り12人は海外で感染したと思われる輸入症例(上海市3人、福建省2人、広西チワン族自治区2人、天津市1人、遼寧省1人、山東省1人、広東省1人、雲南省1人)だった。市中感染症例の1人(甘粛省)と輸入症例の2人(天津市1人と広東省1人)は無症状から発症が確認された。
新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人増えた。新たに退院した人は19人で、経過観察が解除された濃厚接触者は755人だった。
23日午前0時時点の中国本土の感染者数は549人(7人は重症)。うち輸入症例患者は414人(1人は重症)で、感染の疑いがある患者は1人だった。輸入症例の累計感染者数は9486人で、9072人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
22日に新たに確認された無症状感染者は17人で、内訳は市中感染症例が6人(貴州省2人、雲南省2人、寧夏回族自治区2人)、輸入症例が11人だった。同日確定診断された感染者は3人(うち輸入症例2人)で、経過観察が解除されたのは13人(うち輸入症例12人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は385人(うち輸入症例354人)となっている。
23日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万6715人で、退院者は9万1530人、死者は4636人。特定された濃厚接触者は累計122万4969人で、2万6626人が今も経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8747人で、内訳は香港特別行政区が1万2313人(退院1万2012人、死者213人)、マカオ特別行政区が77人(退院66人)、台湾地区が1万6357人(退院1万3742人、死者846人)となっている。
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