【新華社北京１０月２２日】中国国家衛生健康委員会は２２日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から２１日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者（無症状感染者除く）が４３人だったと発表した。市中感染症例は２８人（内モンゴル自治区１１人、甘粛省９人、陝西省３人、寧夏回族自治区２人、北京市１人、貴州省１人、青海省１人）で、残り１５人は海外で感染したと思われる輸入症例（雲南省４人、広西チワン族自治区３人、上海市２人、山東省２人、遼寧省１人、河南省１人、広東省１人、陝西省１人）だった。

   新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。新たに退院した人は１７人で、経過観察が解除された濃厚接触者は１４１４人だった。

   ２２日午前０時時点の中国本土の感染者数は５１８人（３人は重症）。うち輸入症例患者は４１９人で、感染の疑いがある患者は１人だった。輸入症例の累計感染者数は９４７４人で、９０５５人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

   ２１日に新たに確認された無症状感染者は２６人で、内訳は市中感染症例が７人（雲南省３人、河北省２人、貴州省２人）、輸入症例が１９人だった。同日確定診断された感染者は１人（輸入症例）で、経過観察が解除されたのは１３人（いずれも輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３８４人（うち輸入症例３５７人）となっている。

   ２２日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万６６６５人で、退院者は９万１５１１人、死者は４６３６人。特定された濃厚接触者は累計１２２万２０６１人で、２万４４７３人が今も経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８７３７人で、内訳は香港特別行政区が１万２３１１人（退院１万２００６人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７７人（退院６６人）、台湾地区が１万６３４９人（退院１万３７４２人、死者８４６人）となっている。

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