【新華社北京１０月２０日】中国国家衛生健康委員会は２０日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から１９日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者（無症状感染者除く）が３０人だったと発表した。市中感染症例は１７人（内モンゴル自治区８人、甘粛省４人、北京市１人、貴州省１人、雲南省１人、陝西省１人、寧夏回族自治区１人）で、残り１３人は海外で感染したと思われる輸入症例（上海市７人、広東省３人、福建省１人、河南省１人、陝西省１人）。輸入症例の患者には無症状から発症が確認された３人（河南省１人、広東省１人、陝西省１人）が含まれる。

   新たな死者と感染の疑いがある患者は確認されなかった。新たに退院した人は３９人で、経過観察が解除された濃厚接触者は１９９４人だった。

   ２０日午前０時時点の中国本土の感染者数は５０５人。うち輸入症例患者は４３７人（１人は重症）で、感染の疑いがある患者は２人。輸入症例の累計感染者数は９４５１人で、９０１４人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。

   １９日に新たに確認された無症状感染者は２２人で、内訳は市中感染症例が４人（雲南省徳宏ダイ族チンポー族自治州２人、甘粛省蘭州市２人）、輸入症例が１８人。同日に確定診断された感染者は４人（うち輸入症例３人）、経過観察が解除されたのは１８人（うち輸入症例１７人）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３５６人（うち輸入症例３３９人）となっている。

   ２０日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万６６０１人で、退院者は９万１４６０人、死者は４６３６人。特定された濃厚接触者は累計１２１万６１５２人で、２万１２９１人が今も経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８７２１人で、内訳は香港特別行政区が１万２３０１人（退院１万１９９８人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７７人（退院６６人）、台湾地区が１万６３４３人（退院１万３７４２人、死者８４６人）だった。

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