【新華社北京10月12日】中国の習近平(しゅう・きんぺい)国家主席は12日、雲南省昆明市で開かれた国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合にオンラインで出席し、基調演説を行った。
習近平氏は次のように指摘した。生物多様性の保護を強化するため、中国は国家公園を主体とする自然保護地体系の構築を加速させており、最も重要な自然生態系、最も独特な自然景観、最も美しい自然遺産があり、生物多様性の最も密集した地域を国家公園体系に段階的に組み入れている。中国は三江源、ジャイアントパンダ、東北虎(アムールトラ)・東北ヒョウ、海南熱帯雨林、武夷山などを第1陣の国家公園に指定。保護面積は23万平方キロに上り、陸域に生息する国家重点保護野生動植物の種類の3割近くをカバーしている。これと同時に、生息域内保全と生息域外保全の統合という原則の下、北京や広州などで国家植物園体系を構築している。
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