【新華社北京10月1日】国際オリンピック委員会(IOC)は9月29日開いた理事会で、2022年北京冬季五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策について審議した。会議はバッハ会長のほか、国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長も出席した。
北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会の発表によると、同大会では厳格なワクチン接種政策を実施することが決まった。選手は「接種すべき者は接種」することが求められる。選手以外の大会参加者については、訪中前14日以内に必要な回数の接種を完了していれば、外部との接触を遮断する「バブル方式」で管理される。未接種または必要な回数の接種を終えていない場合は、入国後に21日間の集中隔離監察を受ける。
選手と関係者の「バブル方式」管理期間は2022年1月23日からパラ大会終了までとなる。管理は入国から出国までの交通、宿泊、飲食、競技、開閉会式など大会に関わる全ての場所で実施される。対象者には毎日PCR検査を実施する。
観客については、海外向けに観戦チケットを販売せず、感染対策要件を満たした中国本土在住者にのみ販売することが決まった。
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