【新華社北京９月３０日】中国国家衛生健康委員会は３０日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が２９日、新たに２２人確認されたと発表した。内訳は本土症例６人（黒竜江省ハルビン市）と輸入症例１６人（雲南省５人、上海市３人、広東省３人、遼寧省２人、浙江省１人、福建省１人、山東省１人）となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は１人（上海市での輸入症例）増えた。新たな退院者は６３人で、経過観察が解除された濃厚接触者は６７２人だった。

   ３０日午前０時時点の中国本土の感染者数は９０８人で、うち重症者が４人となっている。

   輸入症例患者は現在５０４人で、うち重症者が１人。感染の疑いがある患者は１人。輸入症例の累計感染者数は９０２５人で、うち８５２１人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   ２９日に新たに確認された無症状感染者は２１人（全て輸入症例）だった。同日に確定診断された感染者は２人（全て輸入症例）で、経過観察が解除されたのは７人（全て輸入症例）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３５４人（うち輸入症例３４２人）となっている。

   ３０日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万６１２８人で、退院者は９万５８４人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１１９万８０４３人で、現在も２万７２８３人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万８５０１人で、内訳は香港特別行政区が１万２２１４人（退院１万１９０５人、死者２１３人）、マカオ特別行政区が７１人（退院６３人）、台湾地区が１万６２１６人（退院１万３７４２人、死者８４２人）だった。

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