１８日、ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港で、中国から到着した新型コロナワクチンを運ぶ空港職員。（ナイロビ＝新華社記者／李琰）
【新華社ナイロビ９月２０日】中国政府が援助した新型コロナワクチンが１８日、ケニアの首都ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港に到着した。
在ケニア中国大使館の張益俊（ちょう・えきしゅん）公使参事官、ケニアのモチャーチェ保健次官が空港での引き渡し式に出席した。
張氏は今回援助したワクチンについて、中国とケニアの友情と団結したコロナ対策の重要な反映であり、中国政府と人民の厚い友情とケニアのコロナ対策に対する力強い支援の意が込められていると表明。中国は、ケニア政府の感染拡大制御と人民の健康を守る努力を支援することができ、とてもうれしく思うと述べた。
モチャーチェ氏は、今回届いたワクチンが中国からの第１便だと説明し、中国政府と人民によるケニアのコロナ対策プロセスへの積極的な支援に感謝を表明した。これらのワクチンはケニアのワクチン接種作業を促進し、ケニアがワクチン障壁を高めるのに重要な役割を果たすとも述べ、到着するワクチンが増え続ければ、年末までに１０００万人接種の目標を達成できるとの見通しを示した。
ケニア保健省が１７日夜に発表した最新データによると、同国の累計感染者数は２４万５７８１人、死者は４９６５人となっている。
