7日、2021年中国国際サービス貿易交易会に関する記者会見の様子。(北京=新華社記者/陳鍾昊)
【新華社北京9月9日】2021年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)に関する記者会見が7日行われ、会期中の成約件数(速報値)がプロジェクトや投資関連など計1672件に上ったことが明らかになった。
商務部サービス貿易・商貿サービス業司の王志華(おう・しか)2級巡視員は、今回のCIFTISについて、デジタル貿易や第5世代移動通信システム(5G)、産業用IoT(モノのインターネット)、スマートオフィス、ブロックチェーンのイノベーションなど新業態・新モデルの展示が目立ったと指摘。新理念に関する交流や新サービスの展示、新成果の発表が十分に行われたと述べた。
その上で、今回はデジタル技術を駆使して会場とオンラインを組み合わせた形で開かれ、政府・企業間や産学の橋渡し、企業間の交流・商談が並行して進められたと説明。経済のデジタル化やオンライン化、スマート化の発展に向けた潜在力の大きさを十分に見せたとの見解を示した。