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サービス貿易交易会は世界経済の均衡回復に貢献 UNCTAD専門家

新華社 | 2021-09-06 07:47:45 | 編集: 陳辰

   【新華社ジュネーブ9月6日】国連貿易開発会議(UNCTAD)のシニアエコノミスト、梁国勇(りょう・こくゆう)氏はこのほど、スイスのジュネーブで新華社の特別インタビューに応じた。梁氏は、新型コロナウイルスが世界経済に巨大な衝撃をもたらし、国際貿易が深刻な影響を受ける中、中国国際サービス貿易交易会が開かれたことについて、サービス貿易の回復と成長の促進、国際貿易と投資活力の喚起、世界経済のバランスの取れた回復推進に有利になると語った。

   UNCTADのデータによると、2020年の世界貿易総額は新型コロナの影響により約9%減少した。うち、モノの貿易額の減少幅は約6・0%、サービス貿易額は約16・5%だった。

   梁氏は「科学技術に支えられたサービス貿易は、今後のグローバル化をけん引する新たな潮流になる。中国は世界第2の経済大国であり、経済の急速な構造転換と高度化、3次産業の大発展、対外開放と企業の国際化が深まる正念場に差し掛かっている。サービス貿易の潜在力は巨大だ」と述べた。

   梁氏は、中国のサービス業が顕著な発展潜在力を持つと指摘。自国経済から見れば、サービス貿易の国際競争力はモノ貿易との差が大きく、国際的にも先進国に比べまだ差があるとの見方を示した。

   経済の構造転換と高度化に伴い、サービス業は急速に発展し、サービス企業の国際競争力も高まり、中国のサービス貿易の後発優位性と発展潜在力が絶えず喚起されることから、サービス貿易の発展の見通しは明るいとの認識も示した。サービス貿易の輸出増加のほか、新たな開放措置の導入と輸入拡大もその他の国・地域に重要なチャンスをもたらし、グローバル化の新原動力になると語った。

   

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