アバ・チベット族チャン族自治州の若爾蓋県で撮影されたヒゲワシ。(2020年11月17日撮影、成都=新華社配信/王冀川)
【新華社成都8月22日】中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州林業・草原局はこのほど、長江・黄河上流の「生態障壁」と呼ばれる同州で、2級以上の国家保護野生動物がこれまでの76種から66種増えて142種になったと明らかにした。
同局によると「国家重点保護野生動物リスト」に基づき、38種の保護等級が引き上げられたほか、新たに28種が発見された。新種の大量発見は、地元が生態建設を強化し、人々の環境保護意識が高まったことで、生態環境が改善され、動物の生息地が拡大したことによる。