【新華社北京６月２日】米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」はこのほど、中国が新型コロナワクチン接種を加速させることで、アジアの経済回復を推進するとの記事を公式サイトに掲載した。

   記事では、中国の新型コロナワクチン接種が急速に進み、５月２８日までの１週間の接種ペースが、米国や欧州連合（ＥＵ）、英国におけるどの時期よりも速いと指摘。中国が現在の接種ペースを維持すれば、アジアや世界の新興市場が経済回復する見通しの改善に役立つとの見方を示した。

   記事ではまた、ワクチン接種の加速がアジア各国の渡航制限緩和に貢献すると分析。中期的に見れば、中国のワクチン接種加速が東南アジアの基幹産業である観光業の回復を促すとの考えを示した。

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