
6日、輸入博会場でロボットと卓球のラリーを披露するスタッフ。(上海=新華社記者/許芸潁)
【新華社上海11月7日】自律的に卓球をするロボット、自ら学習して室温を調整する人工知能(AI)ホームマネジャー、体の状態を読み取るウェルネスチェア…中国上海市で開催中の第9回中国国際輸入博覧会では、未来の世界のような光景が広がっている。
輸入博では機械工業情報研究院が1万点余りの展示品の中から10点を選定し、最先端技術に関する初の報告書を発表した。機能の飛躍的向上と体験の変革に着目し、健康管理や家庭生活、ヒューマン・コンピューター・インタラクション(HCI)、革新的な医薬品など多くの分野を網羅している。

5日、輸入博で展示された革新的な医薬品。(上海=新華社記者/彭純)
飛んで来たボールの軌道を感知してラリーを行う卓球ロボットはエンボディド(身体性を持つ)AIの社会実装を進める新たな試みとなっている。「俯瞰(ふかん)式空間コンテンツ制作ツール」は裸眼で対象物を立体視し、操作することを可能にした。AIスマートハイブリッド全館空調システムは自律学習と水温の自動制御を通じて家全体の空気環境を統合管理する。圧力や質感などを通じて触感を伝える触覚ウエアラブルデバイスは端末の持つ双方向性を従来の視覚や聴覚から触覚へと拡大した。
輸入博で披露された最先端技術は豊かな暮らしと深く結び付き、消費の高度化という新たな潮流を映し出している。そして未来の製品が日常にもたらす大きな可能性を示している。(記者/彭純、許芸潁)

6日、輸入博会場で「AI五感ウェルネスチェア」を体験する来場者。体に触れることなく皮膚の色の変化を解析するrPPG技術を採用し、モニタリングから管理までを一体化している。(上海=新華社記者/彭純)

5日、輸入博で展示された「俯瞰式空間コンテンツ制作ツール」。(上海=新華社記者/彭純)

6日、輸入博会場で紹介されている機能性材料「E-Ink」。電子インクを車体や自動車部品に応用し、色やパターンを動的に変化させる。(上海=新華社記者/許芸潁)

6日、AIスマートハイブリッド全館空調システムを来場者に紹介するスタッフ(左)。(上海=新華社記者/彭純)

6日、輸入博で展示された研究開発中の医薬品「スルボデュチド」。(上海=新華社記者/許芸潁)

4日、企業のニーズに応じたスマートサービスを提供する「企業オントロジープラットフォーム」について来場者に説明するスタッフ(奥)。(上海=新華社記者/彭純)

6日、輸入博で展示された触覚ウエアラブルデバイス。バンドや手袋、パッチ、繊維製品、フレキシブル電子製品に組み込むことができ、薄型・軽量ながら圧力と質感、局所的な触覚を生み出す。(上海=新華社記者/許芸潁)

6日、輸入博で展示された医薬品。すでに中国国家医薬品監督管理局の承認を得ている。(上海=新華社記者/許芸潁)