
中国商務部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京11月6日】中国商務部は5日、米国産ノルマルプロパノールに対する補助金相殺関税の徴収を6日からさらに5年間継続すると発表した。
同部は2020年11月、米国産ノルマルプロパノールに対し、34・2~37・7%の相殺関税を5年間にわたり課すことを決定した。25年11月には、中国国内の業界からの要請を受け、期限到来に伴う再審査(サンセット・レビュー)を開始していた。
商務部は今回の再審査で、相殺関税措置を終了した場合、米国産ノルマルプロパノールに対する補助金の交付が続くか再開され、中国の業界への損害が続くか再発する可能性があると判断した。課税対象となる製品の範囲は、商務部20年第47号公告で定めた範囲と同じ。
ノルマルプロパノールは、食品包装の製造や印刷インキの溶剤などに使用される。また、ノルマルプロパノールから製造される酢酸ノルマルプロピルは、新エネルギー車用リチウムイオン電池の電解液にも用いられる。