2日、AIカーニバルの会場に展示された科大訊飛(アイフライテック)のデジタルメモ端末「スマートオフィスノート」。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
【新華社烏鎮11月4日】中国浙江省桐郷市烏鎮で2日、2026年世界インターネット大会(WIC)烏鎮サミットの関連イベント「人工知能(AI)カーニバル」が始まった。会場では「未来の一日」をテーマに、朝の自宅から職場や学校、工場、都市生活、夜のくつろぎの時間まで、日常生活の流れに沿って最新技術を紹介している。
朝の自宅を再現した展示では、麒盛科技(キーソン・テクノロジー)のスマートベッドの前に人だかりができていた。スタッフによると、ボタン一つで眠りを促す機能や、いびきの軽減、睡眠中の健康状態のモニタリングなどに対応している。隣では芝諾機器人(ZenoAI)のロボットがベッドメイキングを実演し、乱れた寝具をきれいに整えていた。起床から片付けまで、さまざまな製品が快適な一日の始まりを演出する。
2日、AIカーニバルの会場に設置されたスマートオフィス展示エリア。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
続く仕事や学習の展示エリアには、AIエージェントを搭載したスマートフォンやAI対応ノートパソコン、AIグラス、電子ノートなど、多様な製品が並ぶ。中でも注目を集めたのが、科大訊飛(アイフライテック)のAI黒板だ。自然光に近く目に優しい画面を採用し、教室内に均一に音声を届けるほか、AIを使って学習内容を視覚的に示す機能も備えている。
工場を再現したエリアでは、AIを活用した製造技術が紹介されている。嘉興思謀科技(スマートモア)が展示したウエハー検査装置は、汚れや摩耗のあるコードもミリ秒単位で漏れなく読み取ることができ、大量の部材の効率的な処理を支える。また、長沙行深智能科技が展示した無人貨物搬送車「ABA」は、車体の底板が自動で昇降する仕組みにより、荷物の自動積み下ろしを実現している。
3日、AIカーニバルの会場で3Dプリントを体験する子ども。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
仕事を終えると、展示は都市生活や夜のくつろぎの時間へと移る。「未来都市」エリアでは、テスラの電気自動車(EV)「モデルY」の運転支援機能が紹介されている。帰宅後の生活を再現したエリアでは、AI調理ロボット「艾大厨AIKO」が夕食を用意してくれる。食事をしながら、カニ型ロボット「跳跳」のダンスを楽しむこともできる。一日の終わりには再びスマートベッドに横たわり、入眠を促すモードを使って眠りにつく。
会場で体験するのは、未来の暮らしを凝縮した一日だ。AIが起床から仕事、余暇まで生活のさまざまな場面に溶け込む。烏鎮の展示は、そんな暮らしを一足先に見せてくれる。(記者/李佼俐)
3日、長沙行深智能科技の無人貨物搬送車「ABA」。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
3日、AIカーニバルの会場で仮想現実(VR)機器を体験する来場者。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場でスマートソファを体験する来場者。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場に展示された家庭用酸素カプセル。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場に展示された調理ロボット「艾大厨AIKO」。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、科大訊飛(アイフライテック)のAI黒板を見学する来場者。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
3日、AIカーニバルの会場でAI搭載のぬいぐるみ型ロボットを購入する来場者。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場に展示された麒盛科技(キーソン・テクノロジー)のスマートベッド「舒福徳(softide)」。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場に展示されたカニ型ロボット「跳跳」。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場でAI健康診断を体験する来場者。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIを活用した教育サービスなどを手がける「網易有道」の展示ブース。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)
2日、AIカーニバルの会場でコーヒーを入れるロボット。(烏鎮=新華社記者/李佼俐)