【新華社広州11月3日】中国広東省広州市で開催されている第140回中国輸出入商品交易会(広州交易会)では、先端技術を活用した製品が数多く展示されている。サービスロボットの展示エリアでは、人とロボットによるバドミントン対決が行われ、多くの来場者が足を止めて見入った。このロボットは研究段階の試作品ではなく、世界市場に向けて量産・販売が可能な商用製品だという。
1957年の第1回広州交易会では、繊維製品や農産物、特産品が主な出展品だった。それから約70年。今回は未来産業に関する17の展示エリアが設けられ、ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)や人型ロボット、新型エネルギー貯蔵設備、ドローンや小型機を活用する「低空経済」の関連設備などが展示されている。人工知能(AI)関連の出展品は23万点を超える。
出展品の変化は、中国の対外貿易の高度化を映し出している。かつては労働集約型製品が輸出の中心を担っていたが、現在は新たな質の生産力(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)が貿易成長の原動力となり、ハイテク製品や高付加価値製品、環境配慮・低炭素型製品が世界市場への進出を進めている。広州交易会も、中国の技術革新と対外開放の進展を示すとともに、世界各国の企業に新たなビジネス機会を提供する場となっている。