中国の有人潜水艇「蛟竜」、改良後の7千m級潜航試験に成功

中国の有人潜水艇「蛟竜」、改良後の7千m級潜航試験に成功

新華社 | 2026-10-29 11:01:30

465回目の潜航作業を終え、集合写真を撮る隊員たち。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

 【新華社深海1号10月29日】中国の有人潜水艇「蛟竜(こうりゅう)」号がこのほど、フィリピン海盆で7千メートル級の潜航試験を複数回実施した。蛟竜を搭載する潜水艇支援母船「深海1号」が27日、明らかにした。2度目の改良を経た蛟竜は、国家重点研究開発計画のプロジェクト「蛟竜号の重要作業技術能力向上と科学応用」の7千メートル級の潜航試験を無事完了した。

 試験は第100回中国大洋航海の第2区間に組み込まれ、蛟竜は計3回の潜航のうち、2回で水深7千メートルを超え、最大で7056・9メートルに達した。試験の各指標はいずれも要件を満たした。

464回目の潜航作業に臨む「蛟竜」号。作業は深度7035・3メートルに達した。(9月30日、ドローンから、深海1号=新華社記者/李鑫)

 航海に先立ち実施された2度目の改良では、電池を水深7千メートルに対応した高エネルギー密度の油浸型リチウム電池に換装したほか、国産の低騒音ダイレクトドライブ式直流推進器を搭載。緊急用油圧システムの接続口も増やした。海水を使う大深度対応浮力調整システムや広角・高倍率ズームの超高精細カメラシステムなども導入し、作業能力を大きく高めた。

 中国国家深海基地管理センターの孫永福(そん・えいふく)研究員は「改良と重要部品の国産化を経た蛟竜号の信頼性と安全性が十分に検証された。有人潜水艇の分野で中国の技術的優位性が一段と高まった」と語った。

464回目の潜航作業に臨む「蛟竜」号を海に降ろす深海1号。作業は深度7035・3メートルに達した。(9月30日、ドローンから、深海1号=新華社記者/李鑫)

464回目の潜航作業を前に、「蛟竜」号のキャビンで記念撮影する(左から)パイロットの唐嘉陵(とうか・りょう)さん、張奕(ちょう・えき)さん、(左)、運航・整備チームの程斐(てい・ひ)さん。(9月30日撮影、深海1号=新華社記者/李鑫)

464回目の潜航作業を終え、深海1号に回収される「蛟竜」号。作業は深度7035・3メートルに達した。(9月30日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

464回目の潜航作業で潜航深度記録を更新し、深海1号の甲板で祝福を受けるパイロットの張奕(ちょう・えき)さん(手前)。作業は深度7035・3メートルに達した。(9月30日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

465回目の潜航作業を前に、「蛟竜」号のキャビンで記念撮影する(左から)パイロットの斉海浜(せい・かいひん)さん、傅文韜(ふ・ぶんとう)さん、科学調査隊員の孫永福(そん・えいふく)さん。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/李鑫)

465回目の潜航作業に臨む「蛟竜」号の投入作業を行うスタッフ(左)。作業は深度7056・9メートルに達した。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

465回目の潜航作業を終え、回収される「蛟竜」号。作業は深度7056・9メートルに達した。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/李鑫)

465回目の潜航作業を終え、「蛟竜」号のキャビンから出る科学調査隊員の孫永福(そん・えいふく)さん。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

465回目の潜航作業で潜航深度記録を更新し、深海1号の甲板で祝福を受けるパイロットの斉海浜(せい・かいひん)さん(手前)。作業は深度7056・9メートルに達した。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/葉昊鳴)

465回目の潜航作業で潜航する「蛟竜」号。作業は深度7056・9メートルに達した。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/李鑫)

465回目の潜航作業で潜航する「蛟竜」号。作業は深度7056・9メートルに達した。(10月2日撮影、深海1号=新華社記者/李鑫)

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