サンリオ中国法人、ドラマ「VIVANT」とのコラボ中止を発表

サンリオ中国法人、ドラマ「VIVANT」とのコラボ中止を発表

新華社 | 2026-10-29 19:45:45

上海静安大悦城の外壁に設置された大型スクリーンに映し出された、サンリオキャラクターのイベント広告。(上海=新華社配信)

 【新華社上海10月29日】サンリオの中国法人、三麗鴎(上海)国際貿易は28日夜、中国のSNS「微博(ウェイボ)」と「小紅書(RED)」の公式アカウントを通じ、日本のテレビドラマ「VIVANT」とのコラボレーションを中止すると発表した。今回の件で懸念を招いたことについても謝罪した。

 同社は中国語の声明で、コラボ商品について各方面から意見が寄せられ、多くの人に懸念を抱かせてしまったと謝罪。検討の結果、コラボに関連する内容に、サンリオグループの企業理念にそぐわない表現が含まれていると判断し、今回のコラボと、関連する今後の事業や宣伝活動の中止を決めたと説明した。現在、対応を進めているという。

上海静安大悦城に設置されたサンリオのポップアップストアで、さまざまなキャラクターグッズを見て回る来店客。(上海=新華社配信)

 ドラマ「VIVANT」シーズン2を巡っては、偏った描き方で加害者と被害者の立場を逆転させ、中国をおとしめる内容が含まれているとして、批判が高まっている。サンリオが同作品とのコラボ商品を発売したことが明らかになると、SNS上では、友好や親しみやすさを重視するキャラクターが物議を醸す作品とコラボすべきではないといった意見も出ていた。

 中国はサンリオにとって重要な海外市場となっている。公開データによると、今年上半期(1~6月)、サンリオの中国事業の売上高は7億8100万元(1元=約24円)で、前年同期比4割以上増加した。(記者/周心怡)

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