広州交易会で中国製プレハブ住宅が人気、ソリューション輸出加速

広州交易会で中国製プレハブ住宅が人気、ソリューション輸出加速

新華社 | 2026-10-28 11:32:16

26日、第140回広州交易会のプレハブ住宅・庭園設備エリアに展示されたプレハブ住宅製品。(広州=新華社配信/彭森)

 【新華社広州10月28日】中国広東省広州市で開催されている第140回中国輸出入商品交易会(広州交易会)で、プレハブ住宅および庭園設備の展示エリアが多くのバイヤーから注目を集めている。工場での部材製造、現場でのモジュール組み立てから、スマート制御システムを搭載した一体型建設ソリューションまで、中国の建設企業は製品単体輸出モデルから、効率的でコストパフォーマンスに優れ、グリーン・低炭素を強みとする総合ソリューションの提案へと躍進し、海外展開を加速させている。

 広東省仏山市に拠点を置くプレハブ建築・スマート設備メーカーの仏山市星艦智能装備が出展した「宇宙カプセル」型プレハブ住宅の新製品は、床面積37・8平方メートルで、リビング、寝室、バス・トイレなどの生活空間が完備され、手荷物一つで入居できる。

 同社の黎偉文(れい・いぶん)営業総監は「この製品は、文化観光型民宿として利用できるほか、日常的な住居としてのニーズにも対応できる」と説明する。海外の顧客が対象国の住宅建設基準を提示すれば、それに合わせたカスタマイズ生産も可能で、製品は現在、中央アジアや東南アジア、欧州など世界50以上の国と地域に輸出されているという。

26日、第140回広州交易会のプレハブ住宅・庭園設備エリアに展示されたリビングとキッチンスペース付きのプレハブ住宅製品。(広州=新華社配信/李慶招)

 山東省浜州市に拠点を置くプレハブ住宅メーカー、山東博仁智能科技が出展したモジュール式別荘は、工場であらかじめ部材を生産する一体型完成品住宅で、内装まで仕上げが済んでいる。同社の殷婉晴(いん・えんせい)営業総経理によると、住宅本体一式は全てプレハブ工場で生産されるため、受注後すぐに生産工程に入り、25日で完成・出荷が可能。現場では簡単な組み立てと調整を行うだけで済み、さまざまな敷地条件に対応できる。このモジュール式住宅は、丸ごと移動や再利用が可能で、さらに住宅全体を一元管理するスマートシステムも搭載されている。

 スペインから訪れたバイヤーのアルバロ・ガルシア氏は、地元の観光キャンプ場に宇宙カプセル型プレハブ住宅を導入する計画を立てている。製品の全体的な品質と価格水準を最も重視しているが、内外装の建材や外観デザインなどの細部も大切だとし、「中国のプレハブ住宅は全体的な品質が非常に優れている」と評価した。

26日、第140回広州交易会のプレハブ住宅・庭園設備エリアを見学するバイヤー。(広州=新華社配信/李慶招)

 江蘇省南京市に拠点を置くハイテク企業、南京嘉翼精密機器製造のブースでは、あらゆる建設シーンに対応する3Dプリント一体型建設サービスが多くのバイヤーから関心を集め、問い合わせが相次いでいた。

 同社の王宇(おう・う)海外総監は「当社の3Dプリント設備は現場に到着後、わずか3~5日でプリントを開始でき、7~10日で組み立てが完了する」と説明した。同社の革新的な建設ソリューションはバイヤーから高い評価を得ており、すでに複数の海外建設会社と協力に向けた交渉が進められている。(記者/鄧瑞璇、李慶招)

26日、第140回広州交易会のプレハブ住宅・庭園設備エリアに展示された寝室スペース付きのプレハブ住宅製品。(広州=新華社配信/李慶招)

23日、第140回広州交易会第2期のプレハブ住宅・庭園設備エリアで披露されたアクリル製一体成形プール。このプレハブ式プールはアクリルの一体成形技術を採用しており、組み立てが容易で、外観の美しさと実用性を兼ね備えていることから、海外バイヤーの目を引いていた。(広州=新華社配信/王瑞)

23日、第140回広州交易会第2期のプレハブ住宅・庭園設備エリアで、ガラス張りの屋外サウナを見学し、内部のレイアウトを確認する海外のバイヤー。(広州=新華社配信/関錦恒)

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