【新華社昆明10月27日】中国雲南省昆明市で23日、ドリアンの生産者と販売者を結ぶ商談会が開かれ、東南アジア諸国連合(ASEAN)の複数の国から参加したドリアン生産・輸出企業40社余りが、雲南、上海、広東、四川などの省市のバイヤーやコールドチェーン物流、加工サービスの事業者90社余りと商談した。
参加企業は果樹栽培や収穫後の選別、越境サプライチェーン、卸売り、小売り、国境貿易、電子商取引(EC)販売など産業チェーン全体にわたった。中国商務部外貿発展事務局と雲南省商務庁が共催し、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシアなどの在昆明総領事館やASEAN加盟国の代表も出席した。
中国はドリアンの一大消費国となっている。今年1~9月の生鮮ドリアン輸入量は203万9700トン、輸入総額は552億5800万元(1元=約24円)で、うち雲南省は輸入量が全国の25・9%を占め、陸路で輸入されるドリアンの中継地となっている。
参加者の多くは、ドリアン産業が単純な価格競争から品質やトレーサビリティー(生産履歴の追跡)、サプライチェーンの安定性を含む総合力を競う段階に移りつつあるとの見方を示した。産業は生鮮果実の取引から冷凍果肉、高度加工、副産物の総合利用へと広がり、協力の形も短期の単発取引から産地の共同整備、規格の相互認証による長期的な協業へと変わりつつあるという。(記者/荘北寧、孫敏)