
【新華社ウランバートル10月27日】モンゴルのテレビ局「TV5」などによると、同国ヌムルグ自然保護区で発生した草原火災による生態系被害評価が、現地へのアクセスの困難さに直面している。モンゴル側はヘリによる空中調査を検討しており、中国との協力の可能性も探っている。
TV5は25日、地形条件の厳しさから保護区の一部被災地域は車やオートバイ、馬などの通常の移動手段で到達できないと報じた。モンゴル自然環境・気候変動省は、火災による生態系被害評価を包括的かつ正確に行うべく、積極的に技術支援を求めているという。
サンダグオチル自然環境・気候変動相は、森林・草原火災による被害額の算定や生態系への影響評価は森林地帯や野生動物の生息地での実地調査とサンプル採取が不可欠で、それらによって初めて客観的かつ厳密で信頼性の高い評価結果を得ることができると述べた。
モンゴル東部ドルノド県のヌムルグ自然保護区では8日に大規模な草原火災が発生した。これまでの調査によると、火災は日本企業の連結子会社でモンゴルの通信大手モビコムの車列が原因とみられている。(記者/哈麗娜)