中国・貴州省でコノハガエルの新種発見

中国・貴州省でコノハガエルの新種発見

新華社 | 2026-10-27 15:09:00

麻陽河掌突蟾。(銅仁=新華社配信)

 【新華社貴陽10月27日】中国貴州省北東部にある麻陽河国家級自然保護区の管理局は23日、保護区内でコノハガエル科チビウデナガガエル属の新種「麻陽河掌突蟾(まようがしょうとつせん=Leptobrachella mayanghe)」が見つかったと明らかにした。研究成果をまとめた論文はこのほど、動物分類学の国際学術誌「Zookeys」に掲載された。

 保護区で2025年3月から両生類・爬虫類の調査を進めていた研究チームは、標高約550メートルの山地の渓流にある滝の近くで小型の雄カエル7匹を採集した。成体の頭胴長(鼻先から肛門までの長さ)は27・4~31・8ミリで、同属の他種と比べ、後ろ足の指や鼓膜の周り、体側の斑点、目の色などに特徴が見られた。野外観察では毎年3~5月に雄の求愛の鳴き声が確認されており、繁殖期も同じ時期とみられる。

麻陽河掌突蟾のホロタイプ(正基準標本)。背部、腹部、つま先に形態的特徴を持つ。(組み合わせ写真、銅仁=新華社配信)

 研究チームは形態の比較とミトコンドリアDNAの塩基配列の解析を組み合わせ、これまで記録されていない新種と確認した。調査では分布域が極めて狭く、山地の渓流環境に強く依存していることも分かった。(記者/李黔渝)

麻陽河掌突蟾の生息環境。標高約550メートルの山地の滝。(銅仁=新華社配信)

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