
20日、江西省楽平市の洄田社区で行われた上棟式。(楽平=新華社配信)
【新華社南昌10月27日】中国江西省楽平市の洄田(かいでん)社区(コミュニティー)でこのほど、伝統建築の主梁を設置する上棟(じょうとう)式が開かれた。同市には贛(かん)派と呼ばれる江西様式の古建築が多く残り、その建築技術は長い歴史を誇る。
今回棟上げされた建物は新築の祠堂。高さ7・98メートル、間口15メートル、奥行き22メートルに及ぶ。主梁は1本のクスノキから削り出され、長さ5・98メートル、重さ約480キロに達する。

20日、江西省楽平市の洄田社区で行われた上棟式。(楽平=新華社配信)
上棟式の前日は、親族や友人が贈り物や祝儀を持って集まる「賀梁」が行われ、夜には宴席が開かれた。当日、縁起の良い時刻を迎えると、銅鑼や太鼓、爆竹が一斉に鳴り響く中、商売繁盛や一族の繁栄を願う赤い布が幾重にも巻かれた新しい梁がゆっくりと屋根へ引き上げられた。
梁の据え付けが終わると、職人らが威勢のいい掛け声で場を盛り上げ、麻糍(餅の菓子)やピーナツ、あめなどを四方に撒き、周囲で待ち構えていた地元の人々が一斉にこれらを拾い集めた。地元で「接宝(宝受け)」と呼ばれるこのにぎやかな風習は、千年にわたり受け継がれている。(記者/余剛)
20日、江西省楽平市の洄田社区で行われた上棟(じょうとう)式で四方に菓子などを撒く職人。(楽平=新華社配信)

20日、江西省楽平市の洄田社区で主梁を運ぶ地元住民。(楽平=新華社配信)

20日、江西省楽平市の洄田社区で主梁を架ける地元住民。(楽平=新華社配信)