福建省アモイ港の遠海ターミナルに開通した鉄道専用線。(7月29日撮影、アモイ=新華社記者/林善伝)
【新華社北京10月22日】中国の国有鉄道会社、中国国家鉄路集団が20日に発表した今年1~9月の貨物輸送量は30億5千万トンだった。1日当たりの貨物積載車両は18万8千両と前年同期よりやや増加し、高い水準を維持した。
鉄道部門は今年、全国の鉄道ネットワーク化、輸送の集中的、統一的配車・指令の強みを十分に生かし、山西、陝西両省、内モンゴル、新疆ウイグル両自治区からの石炭域外供給を強化。発電用石炭の積み残しのない迅速な輸送を確保した。1~9月の石炭輸送量は15億6千万トン。うち、発電用石炭は10億4千万トンで、輸送先の火力発電所の石炭在庫は高水準で推移している。
農業物資の輸送確保にも積極的に努め、優先枠を設けた。食糧(穀類・豆類・いも類)輸送に輸送力を重点的に配分し、1~9月の食糧輸送量は前年同期比15・0%増の8896万トンとなった。
物流サービスでは質の向上を持続的に推進。1~9月は総合物流請負契約での輸送量が13億2千万トンに上った。鉄道と水運によるコンテナ複合一貫輸送は8・9%増え、鉄道・道路複合一貫輸送は54・0%増の3億4800万トンとなった。
国際貨物輸送は、中国と欧州を結ぶ「中欧班列」、中国と中央アジアを結ぶ「中亜班列」の運行体制を強化。1~9月の中欧班列の運行本数は15・0%増の1万6千本、中亜班列は2・0%増の1万1千本だった。広西チワン族自治区の北部湾などを経由して中国西部と世界を結ぶ「西部陸海新ルート」の鉄道・海上複合一貫輸送列車によるコンテナ輸送量は97万TEU(20フィートコンテナ換算)を超え、質の高い「一帯一路」共同建設と中国のハイレベルな対外開放を輸送面で力強く支えた。