20日、上海市でラインオフした高出力の砕氷型ポッド推進器を紹介するスタッフ。(上海=新華社記者/張建松)
【新華社上海10月22日】極地船の「心臓」と呼ばれる高出力の砕氷型ポッド推進器が20日、中国上海市長興島にある上海倍豪船舶科技の工場でラインオフした。中国が極地船向けの中核装備を自主開発する上で、重要な突破口となった。
極地海氷域での航行環境は極めて過酷で、推進器には氷塊の衝撃や低温による劣化に耐え続ける強固な構造と、安定した出力、長期にわたる信頼性が求められる。
20日、上海市でラインオフした高出力の砕氷型ポッド推進器。(上海=新華社記者/張建松)
今回完成した推進器は、中国が完全に独自開発した砕氷モードを採用。厚さ2・5メートルの氷の層や高さ8メートルの氷の壁を連続して砕くことができる。国内にある最大出力を検証できる40メガワット級の大型試験設備で、実機検証も既に完了している。(記者/張建松、丁汀)