
【新華社東京10月20日】日本各地で19日、日米による大規模な共同演習「キーン・ソード27」が始まった。今年3月に正式配備された「25式地対艦誘導弾」が、配備後初めて大規模演習に参加する。
共同通信によると、演習には自衛隊から約4万5千人、米軍から約1万2千人が参加する。「25式地対艦誘導弾」は対艦戦闘訓練に使用されるが、実射は行わない。また、米軍の最新鋭装備である地対艦ミサイルシステム「ネメシス」と防空システム「マディス」が、沖縄県与那国島に初めて展開される。
山口大学の纐纈厚名誉教授は、「25式地対艦誘導弾」の演習参加や、与那国島への米軍の新たな装備の展開は地域の緊張を高めるとして、強い懸念を示した。また、日本政府は「東アジアの安全保障環境は厳しさを増している」と繰り返し主張しているが、緊張を実際に生み出しているのは日本と米国にほかならないと述べた。
「村山首相談話を継承し発展させる会」の藤田高景理事長は、今回の演習は極めて危険で、アジアの平和と安定を損なうとして、中止を求めた。