19日、抗議集会でプラカードを掲げ、平和を訴える参加者。(東京=新華社記者/梁晨)
【新華社東京10月20日】東京の国会議事堂前で19日夜、高市政権の軍備増強や憲法改正の動きに抗議する集会が開かれた。参加者は「米国言いなりの政治は許さない」「長射程ミサイルの配備中止を」「高市政権は今すぐ退陣を」などと声を上げ、平和を守るよう訴えた。主催者の発表によると、集会には1万人以上が参加し、全国300カ所以上でも連帯行動が行われた。
社民党の福島瑞穂党首は、衆院憲法審査会で改憲に向けた条文起草作業が始まるのを阻止しようと呼びかけ、比例代表の議席削減は改憲への地ならしだと批判した。また、同日始まった日米の大規模共同演習について、日本の軍備増強が進んでいることを示していると指摘し、「今こそ平和を実現することが必要だ」と訴えた。
19日、国会議事堂前に集まり、高市政権に抗議する人々。(東京=新華社記者/梁晨)
日本共産党の山添拓政策委員長は、ミサイルの配備を進めても平和が実現するどころか、政府はさらに多くの新しい兵器を求めて軍備増強を続けていると批判。「日本の政治は今、危険な軍国主義の全面的な復活という様相を呈している」と警鐘を鳴らした。
高市政権は軍備増強を加速させ、防衛費の大幅な増額や殺傷能力のある武器の輸出規制緩和、中長射程ミサイルの配備、攻撃能力の強化などを進めている。年内の安全保障関連3文書の改定を計画するとともに、憲法改正に向けた動きも強めている。こうした動きに対し、日本国内の平和団体や市民の間で懸念が広がっている。(記者/梁晨)